マネーフォワード確定申告の使い方|銀行・クレカ連携から申告書作成まで


マネーフォワード クラウド確定申告を導入したものの、「初期設定で何をすればいいかわからない」「銀行口座の連携方法が不安」「自動仕訳はどこまで信頼できるの?」と戸惑っている個人事業主・フリーランスの方は少なくありません。クラウド会計ソフトは便利ですが、最初の使い方を間違えると後々の修正作業が大変になってしまいます。

この記事では、マネーフォワード クラウド確定申告の初期設定から銀行・クレジットカードの連携、日々の仕訳入力、そして確定申告書の作成まで、実際の操作画面に沿って詳しく解説します。会計知識がない方でも安心して使えるよう、つまずきやすいポイントや注意点も丁寧に説明していきます。

マネーフォワードを使いこなせば、確定申告の作業時間を大幅に削減でき、本業に集中できる時間が増えます。この記事を参考に、正しい使い方をマスターしましょう。

マネーフォワード クラウド確定申告とは?基本機能と料金プラン

マネーフォワード クラウド確定申告は、株式会社マネーフォワードが提供する個人事業主・フリーランス向けのクラウド会計ソフトです。銀行口座やクレジットカードと連携して取引を自動取得し、AIが勘定科目を提案してくれるため、会計知識がなくても確定申告書類を作成できます。

主な機能一覧

  • 銀行・クレジットカード・電子マネーの自動連携(2,400以上の金融機関に対応)
  • レシート撮影機能(スマホアプリでレシートを撮影→自動仕訳)
  • 請求書作成機能(見積書・納品書・請求書をまとめて管理)
  • 確定申告書の自動作成(青色申告決算書・白色申告収支内訳書・確定申告書B)
  • e-Tax連携(電子申告に対応)
  • 消費税申告書の作成(課税事業者向け)
マネーフォワード クラウド確定申告のダッシュボード画面
マネーフォワードのダッシュボード。収支状況が一目で把握できます

料金プラン比較表

プラン 月額料金(年額払い) 主な機能
フリープラン 無料 仕訳登録月50件まで、確定申告書作成不可
パーソナルミニ 980円/月(9,600円/年) 仕訳無制限、確定申告書作成可、サポートなし
パーソナル 1,280円/月(11,760円/年) 全機能利用可、メール・チャットサポートあり
パーソナルプラス 2,980円/月(35,760円/年) 電話サポート、乗り換え設定サポートあり
ポイント: 初めて使う方は、まず無料プランで操作感を確認し、本格的に使う際にパーソナルミニ以上にアップグレードするのがおすすめです。サポートが必要な方はパーソナルプラン以上を選びましょう。

初期設定の手順|アカウント登録から事業所情報の入力まで

マネーフォワード クラウド確定申告を使い始めるには、まず初期設定が必要です。ここでの設定内容が今後の仕訳に影響するため、正確に入力しましょう。

STEP 1: アカウント登録(メールアドレスまたはGoogleアカウント)

マネーフォワードの公式サイトから「無料で始める」をクリックし、メールアドレスまたはGoogleアカウントで新規登録します。登録後、メールに届く認証URLをクリックしてアカウントを有効化します。

STEP 2: 事業所情報の入力

ログイン後、最初に事業所情報を入力します。以下の項目を正確に入力してください。

  • 事業所名:屋号がある場合は屋号、なければ個人名
  • 申告種類:青色申告または白色申告を選択
  • 業種:該当する業種を選択(後から変更可能)
  • 事業開始日:開業届に記載した開業日
  • 会計期間:通常は1月1日〜12月31日(個人事業主の場合)
  • 消費税設定:課税事業者か免税事業者かを選択
STEP 3: 開始残高の設定

既に事業を始めている場合、現在の資産・負債の残高を「開始残高」として入力します。現金、預金残高、事業用クレジットカードの未払金、借入金などを入力しましょう。この設定を正確に行わないと、後々の帳簿が合わなくなります。

マネーフォワードの初期設定画面(事業所情報入力)
事業所情報入力画面。正確な情報を入力することが重要です
注意: 開始残高の設定を間違えると、試算表や貸借対照表が正しく表示されません。不安な場合は、年初の残高から始めるか、税理士に相談することをおすすめします。

銀行口座・クレジットカード連携の設定方法

マネーフォワードの最大の特徴は、金融機関との自動連携機能です。一度設定すれば、取引が自動で取り込まれ、仕訳の手間が大幅に削減されます。

連携可能な金融機関

マネーフォワードは2,400以上の金融機関に対応しています。主な連携先は以下の通りです。

  • 銀行:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行など
  • クレジットカード:三井住友カード、楽天カード、イオンカード、セゾンカード、JCBカードなど
  • 電子マネー・決済サービス:PayPay、楽天Edy、Suica、nanaco、Amazonなど
  • ECサイト:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど

連携設定の手順

STEP 1: 「連携サービス一覧」から金融機関を検索

メニューから「データ連携」→「連携サービス一覧」を選択し、連携したい金融機関名を検索します。

STEP 2: 認証情報を入力

金融機関のログインIDとパスワードを入力します。多くの金融機関では、インターネットバンキングの認証情報を使用します。

STEP 3: 取得する口座・カードを選択

複数の口座やカードを持っている場合、事業用に使っているものだけを選択します。プライベート用は連携しないように注意しましょう。

ポイント: 連携後は毎日自動で取引が取り込まれます。初回連携時は過去数ヶ月分の取引が一気に取り込まれるため、不要な取引は「対象外」に設定しましょう。

▲ マネーフォワードの銀行口座連携手順を動画で解説

自動仕訳の仕組みと勘定科目の設定

マネーフォワードでは、連携した金融機関から取り込んだ取引データに対して、AIが自動で勘定科目を提案します。この機能を正しく使いこなすことで、日々の記帳作業が劇的に効率化されます。

自動仕訳の精度を高める設定

初期状態では、AIの提案精度は約70〜80%程度です。以下の設定を行うことで、精度を90%以上に高めることができます。

  • 勘定科目の自動学習:最初に正しい勘定科目を選択すると、次

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