freeeで会計は使っているけど、給与計算は別のツールや手計算…そんな状況だと、毎月の給与仕訳入力に時間がかかっていませんか?従業員やアルバイトを雇っている個人事業主の方にとって、給与計算と会計帳簿の二重入力は大きな負担です。
実は、freee人事労務と会計freeeを連携させることで、給与計算から仕訳作成、社会保険料の計算まで自動化でき、月次の経理作業を大幅に効率化できます。本記事では、freee人事労務と会計の連携によるメリット、具体的な自動化の範囲、料金体系、そして導入前に知っておくべき注意点まで詳しく解説します。
会計屋.comでは、個人事業主の実務効率化に役立つ情報を発信しています。給与計算の手間に悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
freee人事労務と会計freeeの連携とは?基本の仕組み
freee人事労務と会計freeeの連携とは、給与計算データを会計帳簿に自動反映させる機能です。従来は給与計算ソフトで給与明細を作成した後、その金額を見ながら会計ソフトに手入力していましたが、この連携により一度の入力で全てが完結します。
連携による自動化の流れ
この仕組みにより、給与計算と経理処理が完全に同期し、データの不整合や入力ミスを防ぐことができます。
連携できるデータの範囲
- 給与支払額:基本給、各種手当、残業代
- 控除項目:健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、源泉所得税、住民税
- 会社負担分:社会保険料の事業主負担分
- 賞与データ:賞与支給時の仕訳も自動化
- 年末調整データ:年末調整による還付・追徴の仕訳
連携による5つの具体的メリット
freee人事労務と会計freeeを連携させることで得られるメリットを、実務的な観点から詳しく見ていきましょう。
1. 月次給与仕訳の完全自動化
最も大きなメリットは、毎月の給与仕訳入力作業がゼロになることです。従業員が10名いる場合、従来は給与明細を見ながら10名分×複数の勘定科目を手入力していました。連携により、給与確定と同時に複雑な仕訳が自動生成されます。
| 作業項目 | 手入力の場合 | 連携後 |
|---|---|---|
| 給与仕訳入力 | 30〜60分 | 0分 |
| 社会保険料の計算確認 | 15〜30分 | 0分 |
| 入力ミスのチェック | 10〜20分 | 0分 |
| 合計時間(月次) | 55〜110分 | 約5分 |
2. 社会保険料の自動仕訳と預り金管理
社会保険料は従業員負担分と事業主負担分の両方を正確に仕訳する必要があります。連携により、以下の複雑な仕訳が自動生成されます。
借方:給料賃金 300,000円 / 貸方:現金預金 250,000円
借方:法定福利費 45,000円 / 貸方:預り金(健保) 15,000円
/ 貸方:預り金(厚年) 27,000円
/ 貸方:預り金(雇保) 3,000円
この仕訳により、社会保険料の納付時に預り金残高と突合することで、納付漏れや金額ミスを防げます。
3. 源泉所得税・住民税の管理精度向上
毎月の源泉徴収税額と住民税特別徴収額も自動で預り金として計上されます。令和6年度税制改正により定額減税が実施された際も、freee人事労務側で対応すれば会計側にも正確に反映されるため、税務対応の手間が大幅に削減されました。
4. 年末調整データの自動反映
年末調整による還付・追徴額も、12月または1月の給与仕訳に自動で組み込まれます。これまで年末調整後に別途仕訳を追加していた作業が不要になり、年末年始の繁忙期の負担軽減に繋がります。
5. リアルタイムな人件費把握
会計freeeのレポート機能で、給与・賞与・社会保険料を含めた総人件費をリアルタイムに確認できます。前年同月比較や予算管理にも活用でき、経営判断のスピードが向上します。
給与自動仕訳の詳細と勘定科目設定
freee人事労務と会計freeeの連携では、給与項目ごとに自動で勘定科目が紐付けられます。しかし、事業形態によっては初期設定のカスタマイズが必要です。
標準的な給与仕訳パターン
| 給与項目 | 借方勘定科目 | 貸方勘定科目 |
|---|---|---|
| 基本給・諸手当 | 給料賃金 | 現金預金(支給額) |
| 社会保険料(従業員負担) | — | 預り金 |
| 社会保険料(会社負担) | 法定福利費 | 未払金 |
| 源泉所得税 | — | 預り金 |
| 住民税 | — | 預り金 |
| 通勤手当 | 旅費交通費 | 現金預金 |
カスタマイズが必要なケース
- 役員報酬:「給料賃金」ではなく「役
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