会計ソフトの在庫管理機能比較|物販ビジネス向けおすすめランキング


物販ビジネスやネットショップを運営していると、「売上はあるのに手元にお金が残らない」「在庫数と帳簿が合わない」といった悩みに直面します。実は在庫管理と会計処理を別々に行っていることが原因で、棚卸資産の計上ミスや仕入れ計上のタイミングずれが発生しているケースが非常に多いのです。

この記事では、在庫管理機能を持つ会計ソフトを徹底比較し、物販・EC事業者に最適なソフトをランキング形式でご紹介します。在庫と会計を連動させることで、正確な損益把握と確定申告がスムーズになります。

freee会計、マネーフォワードクラウド、弥生会計など主要ソフトの在庫管理機能の違いから、棚卸仕訳の自動化、EC連携まで、物販ビジネスに必要な機能を実務目線で解説します。会計屋.comでは、個人事業主・フリーランスの実務に役立つ情報をお届けしています。

会計ソフトに在庫管理機能が必要な理由

物販ビジネスでは、仕入れた商品がすぐに経費になるわけではありません。売れるまでは「棚卸資産(在庫)」として資産計上し、売れた時点で「売上原価」として経費化する必要があります。

在庫と会計を分けて管理する3つの問題

  • 期末棚卸の手間と計上ミス: Excelで在庫管理していると、年度末に手作業で在庫金額を計算して仕訳入力する必要があり、計算ミスや計上漏れが発生しやすい
  • リアルタイムな損益が把握できない: 在庫の増減が会計に反映されないため、実際の利益が見えず、資金繰りの判断を誤る
  • 確定申告時の混乱: 青色申告決算書の「期首棚卸高」「期末棚卸高」の数字が合わず、申告直前に慌てることに
ポイント: 在庫管理と会計を連動させることで、仕入れ→在庫→売上原価の流れが自動で仕訳化され、常に正確な損益が把握できます。特に在庫回転率の高いEC事業者には必須の機能です。
在庫管理と会計の連動イメージ図
在庫管理機能付き会計ソフトなら仕入れから売上原価まで自動で仕訳生成

棚卸資産の会計処理の基本

令和5年分以降の確定申告でも、所得税法上、棚卸資産は「低価法」または「原価法」で評価する必要があります。個人事業主の多くは原価法(仕入れ値で評価)を採用しています。

基本的な仕訳の流れは以下の通りです:

  • 仕入れ時:仕入高 / 現金預金
  • 期末棚卸時:商品(資産) / 期末商品棚卸高
  • 期首棚卸時(翌期):期首商品棚卸高 / 商品(資産)

在庫管理機能のある会計ソフトでは、この一連の仕訳を商品の入出庫データから自動生成してくれます。

主要会計ソフトの在庫管理機能比較表

物販・EC事業者に人気の会計ソフト5製品について、在庫管理関連機能を詳しく比較しました。

ソフト名 在庫管理機能 棚卸仕訳自動化 EC連携 月額料金(税抜)
freee会計 品目登録・入出庫管理 ◎ 自動 BASE、STORES等 2,380円〜
マネーフォワード クラウド会計 品目マスタ・在庫照会 ○ 半自動 Shopify、楽天等 2,980円〜
弥生会計オンライン 補助科目での管理 △ 手動 限定的 初年度0円〜
やよいの青色申告オンライン 補助科目での管理 △ 手動 限定的 初年度0円〜
ソリマチ みんなの青色申告 商品台帳・在庫管理帳 ○ 半自動 なし 9,800円(買い切り)
注意: 料金は2024年1月時点のものです。プランや契約期間により異なる場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

比較のポイント解説

在庫管理機能の充実度: freee会計とマネーフォワードクラウド会計は、品目(商品)マスタを登録し、入庫・出庫を記録することで在庫数と金額が自動計算されます。弥生シリーズは補助科目で商品を管理する形式で、やや手作業が多くなります。

棚卸仕訳の自動化: freeeは期末に「棚卸確定」ボタンを押すだけで棚卸仕訳が自動生成されます。マネーフォワードは在庫金額の確認は自動ですが、仕訳入力は手動です。弥生は完全に手動での仕訳入力が必要です。

EC連携: ネットショップを運営している場合、販売データの自動取込が重要です。freeeとマネーフォワードは主要ECプラットフォームとAPI連携しており、売上・在庫の連動が可能です。

freee会計の在庫管理画面のスクリーンショット
freee会計の在庫管理画面(品目別に在庫数・金額が一覧表示)

物販ビジネス向けおすすめ会計ソフトランキング

実務での使いやすさ、在庫管理機能の充実度、コストパフォーマンスの観点から、物販・EC事業者向けのランキングを作成しました。

第1位:freee会計(在庫管理完全自動化)

おすすめ度: ★★★★★(5.0)
向いている人: EC販売メイン、多品目を扱う、会計初心者

freee会計の在庫管理機能の特長:

  • 品目マスタに商品情報(仕入れ単価、販売単価、在庫数)を登録
  • 仕入れ・販売の取引登録で自動的に在庫が増減
  • 「棚卸確定」機能で期末棚卸仕訳が自動生成
  • BASE、STORES、カラーミーショップなど主要ECと連携
  • 在庫レポートで商品別の在庫金額・利益率が確認可能

freeeの最大の強みは完全自動化です。日々の仕入れ・販売を入力するだけで、在庫数・在庫金額・売上原価が自動計算され、期末には棚卸仕訳まで自動生成されます。簿記知識がなくても正確な在庫管理と損益計算が可能です。

料金はスタータープラン月額2,380円(税抜・年払い)から。在庫管理機能はスタータープラン以上で利用できます。EC連携を使う場合はスタンダードプラン(月額4,780円)が推奨です。

▲ freee会計の在庫管理機能の使い方解説動画

第2位:マネーフォワード クラウド会計(EC連携が豊富)

おすすめ度: ★★★★☆(4.5)
向いている人: 複数ECモール展開、Shopify利用者、経理経験あり

マネ


おすすめのクラウド会計ソフト

当サイトでは、以下3つのクラウド会計ソフトを推奨しています。無料お試しもあります。

1. freee 会計

クラウド会計ソフト国内シェアNo.1。簿記知識不要で確定申告可能。

料金: 月額1,180円〜 (個人)

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2. マネーフォワード クラウド会計

銀行口座・クレカ自動連携。中小企業に強み。

料金: 月額3,980円〜 (法人)

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3. 弥生会計オンライン

会計ソフトの老舗。安心の操作性とサポート。

料金: 初年度0円キャンペーンあり

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