給与計算ソフト比較|freee人事労務・マネーフォワード給与・弥生給与の機能と料金


給与計算の業務、毎月の締め日になると「また今月もこの作業か…」と憂鬱になっていませんか?社会保険料や源泉徴収税額の計算ミス、給与明細の作成、年末調整など、給与計算は煩雑でミスが許されない業務の一つです。特に従業員を雇い始めたばかりの個人事業主や中小企業の経営者にとって、給与計算は大きな負担となります。

この記事では、給与計算ソフトの導入を検討しているあなたに向けて、人気の高い「freee人事労務」「マネーフォワード給与」「弥生給与」の3大クラウド給与計算ソフトを徹底比較します。それぞれの機能、料金、メリット・デメリットを具体的に解説し、あなたのビジネス規模や業務スタイルに最適なソフトが選べるようになります。

実際の導入事例や料金シミュレーション、よくある質問への回答も充実させました。この記事を最後まで読めば、給与計算の自動化により月に何時間もの作業時間を削減でき、計算ミスのリスクも大幅に減らせるようになります。給与計算業務から解放されて、本業に集中できる環境を手に入れましょう。

給与計算ソフトの比較画面イメージ
給与計算ソフトを導入すると給与業務が劇的に効率化されます

給与計算ソフトとは?導入すべき理由

給与計算ソフトは、従業員の給与計算を自動化し、給与明細の作成から社会保険料・税金の計算、年末調整まで一元管理できるシステムです。従来はExcelや手計算で行っていた給与業務を、法令に準拠した形で正確かつ効率的に処理できます。

給与計算業務の課題と手作業のリスク

手作業やExcelでの給与計算には、以下のような深刻な課題があります。給与計算は従業員の生活に直結するため、ミスは信頼関係の損失につながりかねません。

  • 計算ミスのリスク:社会保険料率や源泉徴収税額表は頻繁に改定され、手作業では最新の法令対応が困難
  • 膨大な作業時間:従業員が5名いれば、月に10時間以上を給与計算に費やすことも珍しくない
  • 法改正への対応遅れ:健康保険料率の変更や税制改正があるたびに、計算式の見直しが必要
  • データ管理の煩雑さ:過去の給与データ、扶養控除申告書、勤怠記録などの書類が膨大に
  • 年末調整の負担:年に一度の年末調整は専門知識が必要で、特に負担が大きい業務
注意: 給与計算のミスは労働基準法違反につながる可能性があります。未払い賃金があれば追徴課税や延滞金が発生し、従業員からの信頼も失います。特に社会保険料の控除ミスは、後々の年金額にも影響するため重大です。

給与計算ソフト導入で得られる5つのメリット

給与計算ソフトを導入することで、以下のような具体的なメリットが得られます。初期投資を考慮しても、長期的には大きなコスト削減と業務効率化が実現します。

  1. 作業時間の大幅削減:従業員5名の給与計算が月10時間から2時間程度に短縮(約80%削減)
  2. 計算ミスの防止:最新の法令に自動対応し、社会保険料・税額を正確に計算
  3. 給与明細の電子化:紙の明細書作成・配布が不要になり、従業員もスマホで確認可能
  4. 年末調整の簡易化:従業員情報から自動で年末調整計算を実行、税務署提出書類も出力
  5. 会計ソフトとの連携:給与データを仕訳として自動転記、経理業務全体が効率化
給与計算ソフト導入前後の作業時間比較グラフ
給与計算ソフト導入で作業時間が約80%削減される事例も

クラウド型とインストール型の違い

給与計算ソフトには、大きく分けてクラウド型とインストール型(パッケージ型)の2種類があります。2024年現在、多くの企業がクラウド型を選択する傾向にあります。

項目 クラウド型 インストール型
初期費用 無料〜数万円 5万円〜30万円程度
月額料金 2,000円〜10,000円程度 なし(買い切り)
法改正対応 自動アップデート 別途バージョンアップ料金
複数拠点での利用 どこからでもアクセス可能 インストールしたPC限定
データバックアップ 自動で安全に保管 自己責任で管理
向いている企業 個人事業主〜中小企業 大企業、セキュリティ重視
ポイント: クラウド型給与計算ソフトは初期投資が少なく、法改正にも自動対応するため、個人事業主や中小企業に最適です。特にリモートワークや複数拠点がある場合は、インターネット経由でどこからでもアクセスできるクラウド型が圧倒的に便利です。

freee人事労務|完全ガイド【機能・料金・評判】

freee人事労務は、会計ソフトfreeeを提供する「freee株式会社」の給与計算ソフトです。会計ソフトのシェアでも上位を占めるfreeeのノウハウを活かし、初心者でも使いやすい設計が特徴です。2024年時点で、個人事業主から中小企業まで幅広く利用されています。

freee人事労務の主要機能

freee人事労務は、給与計算に必要な機能を網羅的に搭載しています。特に初めて給与計算ソフトを使う方でも迷わないよう、直感的な画面設計が評価されています。

  • 給与・賞与計算の自動化:勤怠データを入力すると、社会保険料・源泉徴収税額を自動計算
  • Web給与明細:従業員はスマホやPCから24時間いつでも給与明細を確認可能
  • 年末調整機能:従業員がWeb上で扶養控除等申告書を入力、自動で年末調整を実行
  • マイナンバー管理:暗号化されたセキュアな環境でマイナンバーを安全に保管
  • freee会計との連携:給与データが自動で仕訳に変換され、会計帳簿に反映
  • 社会保険手続き:入退社時の社会保険手続きを電子申請で完結(e-Gov連携)
  • 勤怠管理連携:freee勤怠管理や外部勤怠システムと連携可能
freee人事労務のダッシュボード画面
freee人事労務は直感的な操作画面が特徴

freee人事労務の料金プラン詳細

freee人事労務は、従業員数に応じた従量課金制を採用しています。小規模事業者は少ない料金でスタートでき、事業拡大に合わせて柔軟にスケールできる点が魅力です。

プラン 月額料金(年払い) 基本従業員数 主な機能
ミニマムプラン 1,980円/月 3名まで 給与計算、Web明細、年末調整
ベーシックプラン 3,980円/月 5名まで 上記+勤怠管理連携、マイナンバー管理
プロフェッショナルプラン 8,080円/月 10名まで 上記+社会保険手続き、カスタマーサポート優先対応
エンタープライズプラン 要問い合わせ 50名以上 上記+専任サポート、カスタマイズ対応

※追加従業員:基本人数を超える従業員は1名あたり月額300円〜500円の追加料金が発生します。

料金シミュレーション例: 従業員7名の飲食店の場合、ベーシックプラン(5名まで)+追加2名=月額4,980円程度。年間で約6万円のコストですが、手作業での給与計算にかかる時間(月10時間×時給換算2,000円=月2万円、年24万円)と比較すると大幅なコスト削減になります。

freee人事労務のメリット

freee人事労務を実際に導入した事業者からは、以下のようなメリットが報告されています。特に会計ソフトもfreeeを使っている場合は、連携によるシナジー効果が大きいです。

  • 初心者でも使いやすい:「〇〇さんの給与を計算する」といった日本語の質問形式で操作できる
  • freee会計との完全連携:給与仕訳が自動生成され、経理作業が一元化
  • 年末調整が圧倒的に楽:従業員がオンラインで申告書を入力、紙の回収・チェックが不要
  • サポートが充実:チャット・メール・電話サポートに加え、使い方動画も豊富
  • 法改正に自動対応:社会保険料率や税制改正に自動で対応、手動設定不要
  • スマホアプリ対応:外出先でも給与明細の確認や承認作業が可能

freee人事労務のデメリット・注意点

一方で、freee人事労務には以下のような注意点もあります。導入前に自社の業務フローと照らし合わせて検討しましょう。

  • 従量課金で人数が増えると高額に:従業員が20名を超えると月額料金が1万円以上になる可能性
  • カスタマイズ性が低い:複雑な給与体系や特殊な手当には対応しにくい場合がある
  • インターネット環境必須:オフライン環境では使用できない
  • 他社会計ソフトとの連携は限定的:freee会計以外の会計ソフトとの連携は手動になる可能性
ポイント: freee人事労務は、すでにfreee会計を使っている事業者や、従業員数10名以下の小規模事業者に特におすすめです。直感的な操作性により、給与計算の専門知識がなくても安心して使えます。

▲ freee人事労務の基本的な使い方解説動画

マネーフォワード給与(マネーフォワードクラウド給与)|完全ガイド

マネーフォワードクラウド給与(以下、マネーフォワード給与)は、株式会社マネーフォワードが提供する給与計算ソフトです。マネーフォワードクラウドシリーズの一つで、会計・経費精算・請求書など他のクラウドサービスと連携して使えます。中小企業から中堅企業まで幅広く支持されています。

マネーフォワード給与の主要機能

マネーフォワード給与は、給与計算に加えて人事労務管理の機能も充実しているのが特徴です。特に従業員情報の一元管理に優れています。

  • 自動給与計算:勤怠データから社会保険料・所得税を自動計算、複雑な変動給にも対応
  • Web給与明細・賞与明細:従業員へのメール配信やアプリ通知も可能
  • 年末調整のWeb完結:保険料控除証明書のアップロードや自動計算に対応
  • 人事情報管理:入退社履歴、人事評価、スキル管理など人事データを一元化
  • マイナンバー管理:高度な暗号化とアクセス制限で安全に保管
  • 勤怠管理連携:マネーフォワードクラウド勤怠や外部勤怠システムと連携
  • 社会保険・労働保険の電子申請:e-Govと連携し、手続きを効率化
  • 振込データ作成:各銀行のフォーマットで振込データを自動生成
マネーフォワード給与の給与計算画面
マネーフォワード給与は複雑な給与体系にも対応

マネーフォワード給与の料金プラン詳細

マネーフォワード給与は、マネーフォワードクラウドの各サービスを組み合わせて使う「バリューパック」が用意されています。給与計算単体でも利用できますが、会計ソフトと組み合わせるとコストパフォーマンスが高まります。

プラン 月額料金(年払い) 基本従業員数 主な特徴
スモールビジネス 2,980円/月〜 5名まで 基本的な給与計算機能
ビジネス 4,980円/月〜 6名以上 人事労務機能、部門管理
バリューパック 35,760円/年〜 会計・給与・勤怠など複数サービスがセット
IPO準備・中堅企業向け 要問い合わせ 50名以上 専任サポート、カスタマイズ対応

※追加従業員:基本人数超過時は1名あたり月額300円程度の追加料金が発生します。

ポイント: マネーフォワードのバリューパックは、会計・給与・勤怠・経費精算など複数のサービスをまとめて契約すると割安になります。すでにマネーフォワードクラウド会計を使っている場合は、追加で給与機能を導入するのがコスト効率的です。

マネーフォワード給与のメリット

マネーフォワード給与の最大の強みは、マネーフォワードクラウドシリーズとの連携による業務効率化です。バックオフィス業務全体を一元化できます。

  • マネーフォワードクラウドとの完全連携:会計・勤怠・経費精算など他サービスとシームレスに連携
  • 複雑な給与体系に対応:変形労働時間制、裁量労働制、複数の手当など柔軟に設定可能
  • 部門別管理が可能:複数部門がある企業でも、部門ごとの人件費管理が容易
  • API連携が豊富:外部システムとのAPI連携により、カスタマイズ性が高い
  • セキュリティが堅牢:ISMS認証取得済み、二段階認証やアクセスログ管理も標準装備
  • 大規模企業にも対応:従業員数が増えても安定して動作する設計

マネーフォワード給与のデメリット・注意点

マネーフォワード給与は高機能ゆえに、小規模事業者にはやや複雑に感じる場合もあります。以下の点を確認してから導入を検討しましょう。

  • 操作に慣れるまで時間がかかる:多機能なため、初心者は使いこなすまでに学習時間が必要
  • 料金体系がやや複雑:バリューパックや追加オプションなど、料金の全体像を把握しにくい
  • 小規模事業者には高機能すぎる:従業員5名以下ならシンプルなソフトの方が使いやすい場合も
  • サポートが混雑しやすい:繁忙期(年末調整時期など)は問い合わせの回答に時間がかかることも
マネーフォワード給与の年末調整画面
マネーフォワード給与の年末調整機能は従業員がWeb上で完結
導入事例: 従業員15名のIT企業B社は、マネーフォワード給与導入により給与計算時間を月15時間から4時間に短縮。さらにマネーフォワードクラウド会計・経費精算との連携で、月次決算の締め作業が3日早くなりました。年間コストは約15万円ですが、経理担当者の残業削減により人件費が年30万円以上削減できたとのことです。

マネーフォワード給与は、従業員数が10名を超える企業や、今後の事業拡大を見据えている企業に最適です。特に複数の部門がある場合や、複雑な給与体系を採用している企業では、マネーフォワード給与の柔軟性が活きます。また、会計ソフトもマネーフォワードクラウド会計を使っている場合は、データ連携のメリットが最大化されます。

弥生給与|完全ガイド【機能・料金・評判】

弥生給与は、弥生株式会社が提供する老舗の給与計算ソフトです。1987年の発売以来、30年以上の実績があり、特に税理士事務所や会計事務所での採用率が高いことで知られています。インストール型の「弥生給与」とクラウド型の「やよいの給与明細 オンライン」の2種類があります。

弥生給与の主要機能

弥生給与は、給与計算の基本機能に加えて、社会保険・労働保険の手続きや法定調書の作成など、幅広い機能を搭載しています。長年の実績により、あらゆる業種・業態の給与体系に対応できる柔軟性があります。

  • 正確な給与計算:複雑な計算式にも対応し、固定給・時給・日給・歩合給など多様な給与形態に対応
  • 社会保険・労働保険の算定基礎届:定時決定・随時改定など、社会保険手続きを支援
  • 年末調整機能:源泉徴収票、法定調書合計表、支払調書など各種帳票を自動作成
  • マイナンバー管理:セキュアな環境でマイナンバーを保管、必要な帳票に自動反映
  • 明細書のカスタマイズ:給与明細書のレイアウトを自由に編集可能
  • 弥生会計との連携:給与データを仕訳データとして弥生会計に取り込み
  • バックアップ機能:データの自動バックアップで万が一に備える

弥生給与の料金プラン詳細

弥生給与は、インストール型とクラウド型で料金体系が異なります。インストール型は買い切り型で初期費用は高いものの長期的にはコストを抑えられ、クラウド型は月額課金で初期費用を抑えたい企業向けです。

インストール型「弥生給与」の料金

製品名 価格 対象
やよいの給与計算 56,100円(買い切り) 従業員30名まで
弥生給与 82,500円(買い切り) 従業員数無制限
あんしん保守サポート 年間30,800円〜 法改正対応、電話サポート

クラウド型「やよいの給与明細 オンライン」の料金

プラン 月額料金(年払い) 主な機能
プラン10 1,155円/月 従業員10名まで、給与明細作成
プラン30 2,970円/月 従業員30名まで、給与明細作成

※やよいの給与明細 オンラインは給与明細作成に特化したシンプル版です。年末調整などの高度な機能が必要な場合はインストール型を選択します。

ポイント: 弥生給与(インストール型)は初期費用が高いものの、3年以上使えば月額換算で他社クラウド型よりも安くなります。長期的に使う予定で、インターネット環境が不安定な場合はインストール型が適しています。一方、初期費用を抑えたい場合や、最新機能をすぐに使いたい場合はクラウド型を選びましょう。
弥生給与の給与明細入力画面
弥生給与は30年以上の実績がある老舗ソフト

弥生給与のメリット

弥生給与の最大の強みは、長年の実績による信頼性と、税理士事務所での採用率の高さです。税理士と連携しやすい点も大きなメリットです。

  • 税理士・会計事務所での採用率No.1:税理士との連携がスムーズで、データのやり取りも容易
  • 30年以上の実績と信頼性:あらゆる業種・給与体系に対応してきたノウハウが蓄積
  • インストール型の安定性:ネット環境に左右されず、自社サーバーで完結できる
  • カスタマイズ性が高い:給与明細や帳票のレイアウトを自由に編集可能
  • サポート体制が充実:電話・メール・チャットサポートに加え、訪問サポートも選択可能(有料)
  • 弥生会計との連携:給与データを弥生会計に取り込んで一元管理
  • オフライン環境でも使用可能:インストール型ならネット接続不要で動作

弥生給与のデメリット・注意点

弥生給与(インストール型)は、クラウド型と比較すると以下のような制約があります。自社の業務スタイルと照らし合わせて検討が必要です。

  • インストール型は初期費用が高い:8万円以上の初期投資が必要
  • 法改正対応に保守契約が必須:年間3万円程度の保守料金が継続的に発生
  • 複数拠点での利用が困難:インストール型は1台のPCでしか動作しない
  • データバックアップは自己責任:PCの故障時にデータが失われるリスク
  • モバイル対応が限定的:外出先からのアクセスが難しい
  • クラウド版は機能が限定的:やよいの給与明細オンラインは給与明細作成のみ
導入事例: 従業員20名の製造業C社は、税理士の推薦で弥生給与を導入。税理士とのデータ連携がスムーズになり、月次の経理業務が2日短縮されました。初期費用82,500円+保守料金30,800円/年で、3年間の総コストは174,900円(月額換算約4,850円)。長期的に使うほどコストパフォーマンスが高まります。

弥生給与は、税理士と密に連携している企業や、長期的に安定したシステムを使いたい企業に最適です。特にインストール型は、一度購入すれば長く使えるため、従業員数が多く、毎月の従量課金を避けたい企業にメリットがあります。また、青色申告の要件を満たすために会計ソフトも導入している個人事業主なら、弥生会計との連携でさらに効率化できます。

3大給与計算ソフト徹底比較【freee・マネーフォワード・弥生】

ここまで各ソフトの詳細を解説してきましたが、実際に選ぶ際には横並びで比較することが重要です。このセクションでは、freee人事労務、マネーフォワード給与、弥生給与を主要な項目で徹底比較します。

料金・コストパフォーマンス比較

給与計算ソフトのコストは、従業員数と利用期間によって大きく変わります。以下の比較表で、従業員数別の月額換算コストを確認しましょう。

従業員数 freee人事労務 マネーフォワード給与 弥生給与(3年使用)
3名 1,980円/月 2,980円/月〜 約4,000円/月
5名 3,980円/月 2,980円/月〜 約4,000円/月
10名 8,080円/月 4,980円/月〜 約4,000円/月
20名 約13,000円/月 約8,000円/月 約4,000円/月
50名 要問い合わせ 要問い合わせ 約4,000円/月

※弥生給与は「弥生給与(82,500円)+保守3年分(30,800円×3年)」を36ヶ月で割った月額換算です。

コスト比較のポイント: 従業員5名以下ならfreeeが最安、5〜15名ならマネーフォワード、20名以上または長期利用なら弥生給与がコストパフォーマンスに優れています。ただし、料金だけでなく使いやすさや連携機能も考慮して総合的に判断しましょう。
給与計算ソフトの料金比較グラフ
従業員数による月額コストの違い(概算)

機能・使いやすさ比較

料金以上に重要なのが、実際の使いやすさと必要な機能が揃っているかです。以下の比較表で各ソフトの特徴を確認しましょう。

項目 freee人事労務 マネーフォワード給与 弥生給与
使いやすさ ◎ 初心者でも直感的 ○ やや慣れが必要 △ 会計知識がある人向け
給与計算機能 ○ 基本的な計算は十分 ◎ 複雑な体系にも対応 ◎ あらゆる体系に対応
年末調整 ◎ Web完結で簡単 ◎ Web完結で簡単 ○ 機能は充実
会計ソフト連携 ◎ freee会計と完全連携 ◎ MF会計と完全連携 ◎ 弥生会計と完全連携
勤怠管理連携 ◎ freee勤怠と連携 ◎ MF勤怠と連携 △ 外部連携は限定的
モバイル対応 ◎ スマホアプリあり ◎ スマホアプリあり △ インストール型は不可
カスタマイズ性 △ やや限定的 ○ API連携で拡張可能 ◎ 高度にカスタマイズ可
サポート ○ チャット・メール・電話 ○ チャット・メール・電話 ◎ 電話サポート充実

こんな企業におすすめ|シーン別ソフト選定ガイド

あなたの事業規模や業務スタイルに応じて、最適なソフトは変わります。以下のガイドを参考に、自社に合ったソフトを選びましょう。

freee人事労務がおすすめの企業:

  • 従業員10名以下の小規模事業者
  • すでにfreee会計を使っている
  • 給与計算ソフトを初めて導入する
  • 直感的な操作性を重視する
  • 年末調整をWeb完結させたい
マネーフォワード給与がおすすめの企業:

  • 従業員10〜30名の中小企業
  • 複雑な給与体系(変形労働時間制など)を採用している
  • 部門別の人件費管理が必要
  • マネーフォワードクラウドシリーズを使っている
  • 今後の事業拡大を見据えている
弥生給与がおすすめの企業:

  • 従業員20名以上で長期的に利用する
  • 税理士・会計事務所と連携している
  • インターネット環境が不安定
  • 高度なカスタマイズが必要
  • 初期投資をかけてもランニングコストを抑えたい
給与計算ソフトの選び方フローチャート