弥生会計オンラインの評判と口コミ|初心者に優しい?実際の使用感をレビュー


「弥生会計オンラインって実際どうなの?」「初心者でも本当に使いこなせる?」確定申告を控えた個人事業主やフリーランスの方なら、会計ソフト選びで一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。特に弥生シリーズは知名度が高い一方で、実際の使用感や評判が気になるところです。この記事では、弥生会計オンラインの実際の口コミ・評判を徹底調査し、メリット・デメリット、他社ソフトとの比較、料金体系まで網羅的に解説します。会計ソフト選びで失敗したくない方、弥生会計オンラインが自分に合っているか判断したい方は、ぜひ最後までお読みください。実際のユーザーの生の声と、会計のプロの視点から、あなたに最適な選択をサポートします。

弥生会計オンラインとは?基本情報と特徴

弥生会計オンラインのダッシュボード画面
弥生会計オンラインのメイン画面(取引入力画面)

弥生会計オンラインの概要と歴史

弥生会計オンラインは、弥生株式会社が提供するクラウド型会計ソフトです。弥生シリーズは1987年の発売以来35年以上の歴史を持ち、国内会計ソフト市場で長年トップシェアを誇ってきました。デスクトップ版の「弥生会計」から進化したクラウド版として、2014年にリリースされたのが弥生会計オンラインです。

特に個人事業主向けには「やよいの白色申告オンライン」「やよいの青色申告オンライン」として展開されており、法人向けには「弥生会計オンライン」が提供されています。この記事では主に個人事業主向けの「やよいの青色申告オンライン」を中心に、弥生のクラウド会計ソフト全般について解説していきます。

ポイント: 弥生は累計登録ユーザー数が240万以上を誇り、特に会計初心者からの支持が厚いのが特徴です。BCN AWARDでは21年連続で業務ソフト部門最優秀賞を受賞しており、信頼性と実績は業界随一です。

個人事業主向けプランの種類と違い

弥生オンラインでは、個人事業主の申告形態に応じて2つのサービスを提供しています。

プラン名 対象者 主な機能 初年度料金
やよいの白色申告オンライン 白色申告の個人事業主 帳簿作成、収支内訳書作成 永年無料
やよいの青色申告オンライン 青色申告の個人事業主 帳簿作成、青色申告決算書作成、最大65万円控除対応 無料(セルフプラン)
弥生会計オンライン 法人・中小企業 複式簿記、財務諸表作成、消費税申告 初年度半額

この記事では、最も利用者が多い「やよいの青色申告オンライン」を中心に解説していきますが、基本的な操作性や評判は白色申告オンラインとも共通しています。青色申告のメリットや要件については、青色申告65万円控除の要件とは?2024年最新版|e-Tax必須化の注意点で詳しく解説していますので、併せてご確認ください。

弥生会計オンラインの主要機能一覧

弥生会計オンラインには、確定申告に必要な機能が一通り揃っています。

  • 自動仕訳機能: 銀行口座やクレジットカードと連携し、取引データを自動取得・仕訳
  • レシート・領収書の自動読み取り: スマホアプリで撮影したレシートをAIが自動仕訳(有料プランのみ)
  • 確定申告書類の自動作成: 青色申告決算書、確定申告書B、各種控除申告書
  • e-Tax連携: 電子申告に対応し、自宅から申告完了
  • 消費税申告: インボイス制度対応、消費税の計算と申告書作成
  • 請求書作成機能: 見積書・請求書・納品書・領収書の作成(Misoca連携)
  • レポート機能: 損益レポート、残高レポート、資金繰りレポート等
  • サポート体制: 電話・メール・チャット・画面共有サポート(プランにより異なる)
2024年最新情報: 令和6年度分から、青色申告特別控除65万円を受けるためにはe-Tax(電子申告)が必須となっています。弥生会計オンラインはe-Taxに完全対応しているため、最大控除を受けることができます。

弥生会計オンラインの良い評判・口コミ【メリット】

弥生会計オンラインを使って満足している個人事業主のイメージ
弥生会計オンラインのユーザー満足度調査結果

初心者でも使いやすい画面設計と操作性

弥生会計オンラインの最大の強みは、会計知識がない初心者でも直感的に使える画面設計です。実際のユーザー口コミを見ていきましょう。

「簿記の知識がまったくない状態で開業しましたが、弥生の『かんたん取引入力』機能のおかげで、何とか自分で帳簿をつけられています。収入か支出かを選んで、日付と金額、取引内容を入れるだけ。複式簿記とか借方貸方とか全然分からなくても大丈夫でした。」
— フリーランスWebデザイナー・開業1年目

「以前は別の会計ソフトを使っていましたが、画面がごちゃごちゃしていて挫折しました。弥生に変えてからは、必要な機能がすぐに見つかるシンプルな画面で、ストレスが激減。特にホーム画面から『次にやるべきこと』が表示されるのが便利です。」
— フリーランスライター・開業3年目

弥生会計オンラインの操作性が高く評価される理由は以下の通りです。

  • かんたん取引入力: 「収入」「支出」「振替」の3つから選ぶだけで、複式簿記の知識不要
  • スマート取引取込: 銀行やクレジットカードの明細を自動で取得し、仕訳候補を提示
  • ガイダンス機能: 各画面に「?」マークのヘルプボタンがあり、その場で操作方法を確認可能
  • ホーム画面の通知: 「未処理の取引があります」「確定申告の期限が近づいています」など、やるべきことを自動通知

▲ 弥生会計オンラインの基本操作チュートリアル動画

充実したサポート体制(特に電話サポート)

弥生会計オンラインの評判で特に高く評価されているのが、サポート体制の充実度です。

「確定申告の時期に分からないことがあって電話サポートに連絡したら、めちゃくちゃ丁寧に教えてくれました。ただの操作方法だけじゃなくて、『こういう場合はこの勘定科目を使うといいですよ』みたいな会計の基本的なことまで教えてもらえて助かりました。待ち時間も5分くらいで、思ったより早く繋がりました。」
— 個人事業主・小売業

サポート種類 セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
メールサポート
チャットサポート
電話サポート
画面共有サポート
業務相談(仕訳相談等)

特にトータルプランでは、単なる操作方法だけでなく、「この経費は認められるか」「どの勘定科目を使うべきか」といった業務相談にも対応してもらえます。これは他社の会計ソフトにはない、弥生ならではの強みです。

ポイント: 電話サポートの対応時間は平日9:30~17:30。確定申告期間中(1月中旬~3月15日)は土日も対応しています。freeeやマネーフォワードと比較すると、電話サポートの繋がりやすさと対応の丁寧さで弥生が一歩リードしているという口コミが多数見られます。

料金プランがシンプルで分かりやすい

弥生会計オンラインの料金体系は、他社と比べて非常にシンプルで分かりやすいのが特徴です。

やよいの青色申告オンライン料金プラン比較表
やよいの青色申告オンライン 料金プラン一覧(2024年度)
プラン 初年度料金 次年度以降 おすすめの人
セルフプラン 無料 9,200円/年 会計ソフトに慣れている人、サポート不要な人
ベーシックプラン 6,900円/年 15,200円/年 電話サポートが欲しい人(最も人気)
トータルプラン 12,000円/年 26,400円/年 会計知識がない初心者、業務相談したい人

「他の会計ソフトは『この機能は追加料金』『取引件数が多いとプラン変更が必要』とか複雑で、結局いくらかかるのか分かりにくかったんです。弥生は年額でハッキリしてるし、しかも初年度無料or半額っていうのが良心的。最初の1年間でじっくり試せるのが安心でした。」
— フリーランスエンジニア・開業2年目

特に初年度無料キャンペーンは大きな魅力です。セルフプランなら初年度まるまる無料で使えるため、「会計ソフトが自分に合うか分からない」という方でも気軽に試すことができます。

銀行連携・自動仕訳の精度が高い

弥生会計オンラインの自動仕訳機能は、他社と比較しても精度が高く実用的という評価が多く見られます。

  • 連携可能な金融機関: 約3,600以上の銀行・クレジットカード・電子マネーに対応
  • 学習機能: 一度仕訳を修正すると、次回から同じ取引を自動で正しい勘定科目に振り分け
  • 重複チェック: 同じ取引が二重に登録されるのを自動で検知
  • 定期取引の自動登録: 毎月同じ取引(家賃・通信費等)を自動で仕訳

「銀行口座とクレジットカードを連携させたら、ほとんどの取引が自動で仕訳されて驚きました。最初の1~2ヶ月だけ勘定科目を修正していけば、あとは学習してくれて、ほぼ手作業が不要になりました。月の帳簿付けが30分で終わるようになって、本業に集中できるようになりました。」
— 個人事業主・コンサルタント業

具体例: 年収500万円のフリーランスAさんの場合、銀行連携を活用することで月平均3時間かかっていた帳簿付けが30分に短縮。年間で約30時間の時間削減に成功し、その時間を営業活動に充てることで売上10%アップを実現しました。

デスクトップ版からの移行がスムーズ

長年「弥生会計(デスクトップ版)」を使っていたユーザーにとって、クラウド版への移行のしやすさも好評です。

「10年以上デスクトップ版の弥生を使っていましたが、PCが古くなって買い替えのタイミングでオンライン版に移行しました。データのインポートがすごく簡単で、過去の帳簿もすべて引き継げました。操作性も似ているので、ほとんど迷わず使えています。」
— 個人事業主・製造業・開業15年目

デスクトップ版とオンライン版のスムーズな連携については、freee vs マネーフォワード vs 弥生|個人事業主向け会計ソフト徹底比較2024でも詳しく比較していますので、併せてご参照ください。

弥生会計オンラインの悪い評判・口コミ【デメリット】

弥生会計オンラインのデメリットを示すイメージ
弥生会計オンラインのデメリット・注意点

UIデザインが古く感じる・おしゃれさに欠ける

弥生会計オンラインに対する批判的な口コミで最も多いのが、デザイン面での古臭さです。

「機能的には問題ないんですが、画面デザインが2000年代の業務システムみたいで、正直おしゃれじゃないです。freeeとかマネーフォワードと比べると、明らかに見た目が古臭い。毎日使うものだから、もう少しモダンなデザインにしてほしいなと思います。」
— フリーランスデザイナー・開業1年目

確かに、freeeやマネーフォワードクラウドと比較すると、弥生の画面デザインは実用性重視で、視覚的な洗練さには欠ける部分があります。ただし、これは裏を返せば「余計な装飾がなく、必要な情報がすぐに見つかる」という長所でもあります。

比較項目 弥生会計オンライン freee マネーフォワード
デザイン性 △ 古臭い・実用的 ◎ モダンでおしゃれ ◯ 洗練されている
視認性 ◎ シンプルで見やすい △ 情報量が多い ◯ 程よいバランス
初心者の使いやすさ ◎ 迷いにくい △ 慣れが必要 ◯ まずまず
注意: デザインの好みは個人差が大きいです。「おしゃれさ」より「迷わず使える実用性」を重視する方には、弥生のシンプルな画面設計が逆に高評価となっています。

スマホアプリの機能が限定的

弥生会計オンラインには専用のスマホアプリがありますが、機能が限定的という不満の声があります。

「外出先で取引を入力しようと思ってスマホアプリを使ったら、できることが少なくてがっかりしました。レシート撮影はできるけど、詳細な仕訳の編集はできないし、レポート機能も限られている。結局PCを開かないといけないことが多いです。」
— フリーランスライター・開業2年目

弥生のスマホアプリでできることは以下の通りです。

  • レシート・領収書の撮影と自動読み取り(有料プランのみ)
  • 簡易な取引入力(収入・支出の記録)
  • 取引明細の確認
  • レポートの閲覧(損益、残高など)

一方で、以下の機能はスマホアプリでは利用できず、PC版のブラウザからアクセスする必要があります

  • 仕訳帳の詳細編集
  • 固定資産の登録
  • 確定申告書類の作成
  • e-Taxでの電子申告

freeeと比較すると、スマホアプリでできることの範囲が狭いのは事実です。ただし、基本的な記帳作業はスマホで完結するため、日常的な使用には十分という意見も多く見られます。

請求書作成機能が別サービス(Misoca連携)

弥生会計オンライン自体には請求書作成機能がなく、別サービスの「Misoca(ミソカ)」との連携が必要です。

「freeeは会計ソフトの中に請求書機能が組み込まれているのに、弥生は別のサービスにログインしないといけないのが面倒。請求書を発行したら自動で売上計上されるとか、そういう連携がもっとスムーズだといいのに。」
— フリーランスWebディレクター

Misocaは弥生グループのサービスで、以下のような特徴があります。

  • 見積書・納品書・請求書・領収書の作成が可能
  • 弥生会計オンラインとの連携で、売上仕訳を自動作成
  • 郵送代行サービス(有料)で、請求書を郵送してもらえる
  • 無料プランあり(月5通まで)

連携自体は簡単ですが、「ログインが別々」「画面を行き来する必要がある」という点で、一体型のfreeeやマネーフォワードと比べると、やや使い勝手が劣ると感じるユーザーがいるのは事実です。

経費精算・給与計算も別サービス

請求書作成と同様に、経費精算機能や給与計算機能も別サービスとなっています。

機能 弥生の対応 備考
会計・帳簿 弥生会計オンライン 本体サービス
請求書作成 Misoca(連携) 別サービス・別ログイン
給与計算 やよいの給与計算(連携) 別サービス・別ログイン
経費精算 弥生経費精算(連携) 別サービス・別ログイン

従業員を雇っている個人事業主や、チームで業務を行っているフリーランスの場合、これらの機能が一体化していないことに不便を感じるケースがあります。ただし、各サービスは連携しているため、データの二重入力は不要です。

freeeやマネーフォワードと比べた料金の違い

弥生会計オンラインは初年度無料で魅力的ですが、次年度以降の料金を考慮すると、他社との比較が必要です。

主要会計ソフト3社の料金比較グラフ
弥生・freee・マネーフォワードの年間コスト比較(3年間)
サービス 初年度 次年度以降 3年間合計
弥生(ベーシック) 6,900円 15,200円/年 37,300円
freee(スタンダード) 23,760円 23,760円/年 71,280円
マネーフォワード(パーソナル) 16,896円 16,896円/年 50,688円

このように、3年間のトータルコストで見ると弥生が最も安いという結果になります。ただし、請求書作成や給与計算など、追加機能を使う場合は別途費用がかかる点に注意が必要です。

▲ freee・マネーフォワード・弥生の徹底比較レビュー動画

弥生会計オンラインが向いている人・向いていない人

弥生会計オンラインの適性診断イメージ
あなたに弥生会計オンラインは合っている?適性チェック

弥生会計オンラインがおすすめな人

実際のユーザーの口コミと利用状況から、弥生会計オンラインは以下のような方に特におすすめです。

✓ 会計・簿記の知識がまったくない初心者
かんたん取引入力機能と充実したサポート体制で、会計初心者でも安心して使えます。「借方・貸方」などの専門用語を知らなくても帳簿が作成できる点が最大の強みです。
✓ 電話サポートを重視する人
ベーシックプラン以上なら、分からないことをすぐに電話で聞けます。「メールやチャットだと時間がかかる」「直接話して解決したい」という方には最適です。
✓ コストを抑えたい個人事業主
初年度無料(セルフプラン)or 半額(ベーシック・トータルプラン)で始められ、次年度以降も他社より安価。長期的なコストパフォーマンスが優れています。
✓ シンプルな業務形態の事業主
複雑な在庫管理や複数プロジェクトの管理が不要で、基本的な収支管理と確定申告ができればよい、というシンプルな業務形態の方に向いています。
✓ すでに弥生のデスクトップ版を使っている人
長年デスクトップ版を使ってきた方は、操作性が似ているため移行がスムーズです。過去データも簡単にインポートできます。

弥生会計オンラインが向いていない人

一方で、以下のような方には弥生会計オンラインはあまり向いていないかもしれません。

✗ 見た目のデザイン性を重視する人
モダンでおしゃれなUIを求める方には、freeeやマネーフォワードの方が満足度が高いでしょう。弥生は実用性重視のシンプルなデザインです。
✗ スマホメインで作業したい人
外出先でスマホから細かい仕訳編集や確定申告書作成まで完結させたい方には、freeeの方が適しています。
✗ 請求書・経費精算・給与計算をまとめて管理したい人
これらの機能を一つのプラットフォームで統合管理したい場合は、freeeやマネーフォワードの方が使い勝手がよいです。
✗ 複雑な在庫管理や原価計算が必要な事業
小売業や製造業で細かい在庫管理や原価計算が必要な場合、弥生会計オンラインでは機能が不足する可能性があります(デスクトップ版の方が適しています)。

業種別の適性診断

業種ごとに、弥生会計オンラインの適性を評価してみました。

業種 適性 理由
フリーランスライター シンプルな収支管理で十分。在庫なし、経費も少なめ
フリーランスエンジニア 基本的に適しているが、複数案件管理ならマネーフォワードも検討
Webデザイナー 請求書作成が多い場合、Misoca連携がやや面倒な可能性
コンサルタント 在庫なし、経費も管理しやすい業種。非常に適している
オンラインショップ運営 在庫管理が複雑な場合は専用ソフトとの併用が必要
飲食店 原価計算や在庫管理には不向き。POSレジとの連携も限定的
美容室・サロン 基本的に適している。ただし予約システムとの連携は別途必要
不動産賃貸業 定期的な収入・支出の管理に適している

確定申告の基本については、【2024年版】個人事業主の確定申告やり方完全ガイド|初めてでも安心の手順で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

弥生会計オンラインの料金プラン詳細比較

弥生会計オンラインの料金プラン詳細
やよいの青色申告オンライン 3つのプラン徹底比較

各プランの詳細と選び方

やよいの青色申告オンラインには、サポート内容によって3つのプランが用意されています。


機能・サポート セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
初年度料金 無料 6,900円/年 12,000円/年
次年度以降 9,200円/年 15,200円/年 26,400円/年
取引入力・帳簿作成
確定申告書作成
銀行・クレカ連携
スマホアプリ
メール・チャットサポート
電話サポート
画面共有サポート
業務相談(仕訳・経理相談)