# 会計ソフトのセキュリティ比較|クラウド型の安全性とデータ保護対策2025
個人事業主やフリーランスの方が会計ソフトを選ぶ際、「クラウド型は本当に安全なの?」「大切な財務データが漏洩したらどうしよう」と不安を感じていませんか?クラウド会計ソフトの利用率が年々増加している一方で、セキュリティやデータ保護への懸念から導入をためらう声も少なくありません。実際、財務データは事業の根幹に関わる最も機密性の高い情報であり、その管理には慎重さが求められます。
この記事では、主要会計ソフトのセキュリティ対策を徹底比較し、クラウド型の安全性やデータ保護の仕組みを詳しく解説します。freee・マネーフォワード・弥生会計などの具体的なセキュリティ機能、国際認証の取得状況、実際の情報漏洩リスクとその対策まで網羅的にカバーします。
本記事を読めば、会計ソフトのセキュリティを正しく理解し、自身の事業に最適な安全性の高いソフトを選択できるようになります。クラウド型とインストール型の安全性の違い、二段階認証やバックアップ機能の重要性、さらには自分でできるセキュリティ強化策まで、実践的な知識を身につけましょう。
会計ソフトのセキュリティが重要な理由
会計ソフトには個人事業主の財務状況、取引先情報、銀行口座データなど、極めて機密性の高い情報が集約されています。これらの情報が漏洩すると、単なるプライバシー侵害にとどまらず、事業継続に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
会計データに含まれる機密情報の種類
会計ソフトに保存される情報は、他のビジネスツールと比較しても特に機密性が高いものばかりです。具体的には以下のようなデータが含まれます。
- 売上・収益データ: 事業の収益状況、取引額、利益率など経営の核心情報
- 銀行口座情報: 口座番号、残高、取引履歴などの金融データ
- 取引先情報: 顧客名、取引条件、支払い履歴などのビジネス関係情報
- 経費データ: 事業の支出詳細、経費の用途など
- 個人情報: 事業主本人や従業員のマイナンバー、住所、連絡先など
- 確定申告データ: 税務署に提出する申告書類の元データ
情報漏洩が引き起こすリスク
会計データが第三者に漏洩した場合、以下のような深刻な被害が想定されます。
- 金銭的被害: 銀行口座情報の悪用による不正送金、クレジットカード情報の不正利用
- 競合優位の喪失: 売上情報や取引条件が競合他社に知られることでの競争力低下
- 取引先との信頼関係の毀損: 取引先情報の流出による契約解除リスク
- 法的責任: 個人情報保護法違反による罰則、損害賠償請求
- 事業継続への影響: 顧客離れ、評判の悪化による売上減少
実際、2024年のセキュリティ調査によれば、情報漏洩による中小企業の平均損害額は約500万円にのぼり、さらに顧客や取引先からの信頼回復には数年かかるケースも報告されています。
セキュリティ投資がもたらすメリット
会計ソフトのセキュリティにしっかり投資することは、リスク回避以上のメリットをもたらします。
- 安心してクラウド活用: どこからでもアクセスできる利便性を安全に享受
- 税理士との連携円滑化: 安全なデータ共有で業務効率向上
- 金融機関からの信頼: 融資審査時にデータ管理の適切性が評価される
- コンプライアンス対応: 個人情報保護法など法令要件への適合
- 業務の継続性確保: データ消失リスクの低減による事業安定性向上
会計屋.comの調査では、セキュリティ対策が充実した会計ソフトを使用している個人事業主の93%が「安心して本業に集中できる」と回答しています。
クラウド型とインストール型のセキュリティ比較
会計ソフトは大きく「クラウド型」と「インストール型(オンプレミス型)」に分類されます。それぞれのセキュリティ特性を理解することが、適切な選択の第一歩です。
クラウド型会計ソフトのセキュリティ特性
クラウド型会計ソフトは、ベンダーが管理するサーバー上にデータを保存し、インターネット経由でアクセスする仕組みです。freee、マネーフォワード クラウド確定申告、弥生会計オンラインなどが代表的です。
クラウド型のセキュリティメリット
- プロフェッショナルな管理: 専門のセキュリティチームが24時間365日監視
- 最新の脅威への対応: セキュリティパッチが自動適用され、常に最新状態を維持
- 物理的セキュリティ: データセンターは入退室管理、火災対策、地震対策など物理的防御も万全
- データ冗長化: 複数拠点でのバックアップにより災害時も安全
- アクセス制御の高度化: IPアドレス制限、二段階認証、デバイス認証など多層防御
- 定期的な第三者監査: ISO27001などの国際認証取得で透明性が高い
クラウド型のセキュリティ懸念点
- 通信経路の安全性: インターネット経由のため盗聴リスク(ただしSSL/TLS暗号化で対策)
- ベンダー依存: サービス提供会社の経営状況やセキュリティポリシーに依存
- アカウント乗っ取りリスク: ID・パスワードが漏洩すると第三者がアクセス可能に
- サービス停止リスク: ベンダーのサーバー障害時には利用できない
インストール型会計ソフトのセキュリティ特性
インストール型は、自分のパソコンにソフトをインストールし、データもローカル環境に保存する従来型の方式です。弥生会計(デスクトップ版)、会計freee(デスクトップ版)などがあります。
インストール型のセキュリティメリット
- 物理的管理: データが自分のパソコン内にあり、管理が明確
- ネットワーク非依存: インターネット接続なしで利用でき、通信経路からの攻撃リスクなし
- 外部流出リスク低減: クラウドサーバーへの不正アクセスリスクがない
- 自己管理の自由度: バックアップタイミングやセキュリティ設定を自分で制御
インストール型のセキュリティ懸念点
- 端末紛失・盗難リスク: ノートPCを紛失するとデータごと流出
- ウイルス感染: 個人のセキュリティ対策に依存し、感染時のデータ破壊リスク
- バックアップ漏れ: 自分でバックアップしないとハードディスク故障時に全データ消失
- 災害リスク: 火災や水害で物理的にパソコンが破壊されるとデータ喪失
- セキュリティ更新の手間: 自分でアップデートしないと脆弱性が放置される
- 不正アクセス検知の困難: プロの監視がないため攻撃に気づきにくい
セキュリティ面での総合比較表
| 比較項目 | クラウド型 | インストール型 |
|---|---|---|
| 専門家による監視 | ◎ 24時間365日 | × 利用者依存 |
| 自動バックアップ | ◎ 自動実施 | △ 手動で必要 |
| 災害対策 | ◎ 多拠点冗長化 | △ 端末と運命共同 |
| セキュリティ更新 | ◎ 自動適用 | △ 手動更新必要 |
| 端末紛失リスク | ○ データは安全 | × データも流出 |
| 通信傍受リスク | △ 存在(暗号化で対策) | ◎ リスクなし |
| 国際認証取得 | ◎ ISO27001等 | × 個人管理 |
| 総合評価 | 一般的に高い | 利用者スキル依存 |
現在のセキュリティ専門家の一般的な見解では、「適切に管理されたクラウドサービスは、平均的な個人事業主のローカル管理よりも安全性が高い」とされています。これは、プロフェッショナルな24時間監視体制、自動バックアップ、災害対策の充実度において、クラウドサービスが圧倒的に優れているためです。
▲ クラウド型会計ソフトのセキュリティの仕組みを分かりやすく解説
主要会計ソフトのセキュリティ機能比較2025
ここからは、個人事業主に人気の高い主要クラウド会計ソフト(freee、マネーフォワード クラウド、弥生会計オンライン)のセキュリティ機能を詳細に比較します。
freee会計のセキュリティ対策
freee株式会社が提供する「freee会計」は、個人事業主・フリーランスに最も広く利用されているクラウド会計ソフトの一つです。
freeeの主要セキュリティ機能
- データセンター: AWS(Amazon Web Services)東京リージョン、米国SOC2 Type2認証取得
- 通信暗号化: TLS 1.2以上による全通信の暗号化
- データ暗号化: データベース上でのAES-256暗号化保存
- 二段階認証: SMS認証、Google Authenticatorなどの認証アプリに対応
- IPアドレス制限: プレミアムプラン以上で特定IPアドレスからのみアクセス許可
- アクセスログ: すべてのログイン履歴を記録、異常検知機能あり
- セッション管理: 一定時間操作がない場合の自動ログアウト
- バックアップ: リアルタイムでの自動バックアップ、複数拠点での冗長化
取得している認証・準拠規格
- ISO27001(ISMS): 情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格
- ISO27017: クラウドサービスセキュリティの国際規格
- 個人情報保護体制整備: プライバシーマーク相当の管理体制
- 電子帳簿保存法対応: 国税庁の電子帳簿保存法に完全準拠
freee会計の詳しい使い勝手については、freee確定申告の評判は?実際に使った個人事業主100人の口コミ調査で詳しく解説しています。
マネーフォワード クラウド確定申告のセキュリティ対策
株式会社マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド確定申告」は、家計簿アプリで培ったセキュリティ技術を事業用会計ソフトにも展開しています。
マネーフォワードの主要セキュリティ機能
- データセンター: 国内主要データセンター、冗長化構成
- 通信暗号化: 256bit SSL/TLS暗号化通信
- データ暗号化: データベース暗号化、機密情報の個別暗号化
- 二段階認証: SMS、認証アプリ、メール認証に対応
- パスコードロック: モバイルアプリでの生体認証(指紋・顔認証)対応
- デバイス管理: 登録デバイスの管理、不明デバイスのアクセス通知
- アクセス監視: 24時間365日の監視体制、不正アクセス検知
- データバックアップ: 日次バックアップ、地理的に離れた複数拠点保管
取得している認証・準拠規格
- ISO27001(ISMS): 2015年取得、定期更新
- プライバシーマーク: 個人情報保護体制の第三者認証
- 金融庁監督下: マネーフォワードは金融商品取引業者として金融庁の監督対象
- 電子帳簿保存法対応: JIIMA認証取得済み
弥生会計オンラインのセキュリティ対策
弥生株式会社が提供する「弥生会計オンライン」は、長年のインストール型ソフト開発で培った信頼性をクラウドサービスでも実現しています。
弥生会計オンラインの主要セキュリティ機能
- データセンター: 国内複数拠点での冗長化、Tier4相当の堅牢性
- 通信暗号化: SSL/TLS暗号化、256bit暗号化強度
- データ暗号化: 保存データの暗号化、定期的な暗号鍵更新
- 二段階認証: メール認証、SMS認証に対応
- ログイン履歴管理: すべてのアクセス記録を保存
- IPアドレス制限: 上位プランで特定IP制限機能
- 自動バックアップ: 複数世代バックアップ、復元機能あり
- ウイルス対策: サーバー側での多層防御
取得している認証・準拠規格
- ISO27001(ISMS): 弥生本社および開発拠点で取得
- プライバシーマーク: 個人情報保護体制の認証取得
- JISQ15001: 個人情報保護マネジメントシステム
- 電子帳簿保存法対応: JIIMA認証取得済み
主要3社の詳細セキュリティ機能比較表
| セキュリティ機能 | freee会計 | マネーフォワード | 弥生会計オンライン |
|---|---|---|---|
| 二段階認証 | ◎ SMS/認証アプリ | ◎ SMS/認証アプリ/メール | ○ SMS/メール |
| 生体認証 | ○ アプリ対応 | ◎ 指紋/顔認証 | △ 今後対応予定 |
| IPアドレス制限 | ◎ プレミアム以上 | ○ 上位プラン | ○ 上位プラン |
| ISO27001取得 | ◎ 取得済み | ◎ 取得済み | ◎ 取得済み |
| プライバシーマーク | ○ 相当の体制 | ◎ 取得済み | ◎ 取得済み |
| 通信暗号化 | ◎ TLS 1.2以上 | ◎ 256bit SSL/TLS | ◎ SSL/TLS 256bit |
| 自動バックアップ | ◎ リアルタイム | ◎ 日次 | ◎ 複数世代 |
| 監視体制 | ◎ 24時間365日 | ◎ 24時間365日 | ◎ 24時間365日 |
| データセンター | AWS東京 | 国内複数拠点 | 国内複数拠点 |
| 電子帳簿保存法対応 | ◎ 完全対応 | ◎ JIIMA認証 | ◎ JIIMA認証 |
主要3社の会計ソフト全体の比較は、freee vs マネーフォワード vs 弥生|個人事業主向け会計ソフト徹底比較2024で詳しく解説しています。
クラウド会計ソフトの暗号化技術とデータ保護
クラウド会計ソフトのセキュリティの根幹を支えるのが暗号化技術です。ここでは、一般の方にも分かりやすく暗号化の仕組みとその重要性を解説します。
通信経路の暗号化(SSL/TLS)
クラウド会計ソフトでは、あなたのパソコンやスマートフォンとサーバー間の通信が常に暗号化されています。これを「SSL/TLS暗号化」と呼びます。
SSL/TLS暗号化の仕組み
SSL(Secure Sockets Layer)およびその後継のTLS(Transport Layer Security)は、通信データを第三者が読めないように暗号化する技術です。具体的には以下のような保護が行われます。
- データのスクランブル化: 送信データを複雑な数式で変換し、解読不可能な文字列に
- 盗聴防止: 通信経路を傍受されても内容が読み取れない
- 改ざん検知: データが途中で書き換えられていないかチェック
- なりすまし防止: 接続先が本物のサーバーであることを証明
暗号化強度の比較
暗号化には「強度」があり、数字が大きいほど解読が困難になります。現在の主要会計ソフトでは以下の強度が採用されています。
- 256bit暗号化: 現在の最高水準、スーパーコンピュータでも解読に数億年かかるレベル
- 128bit暗号化: 十分な強度だが、256bitが推奨される時代に
- TLS 1.2以上: 古いバージョン(TLS 1.0/1.1)は脆弱性があり使用禁止
freee、マネーフォワード、弥生会計オンラインの3社とも、256bit暗号化およびTLS 1.2以上を採用しており、銀行レベルのセキュリティ基準を満たしています。
データベースの暗号化(保存時の保護)
通信経路だけでなく、サーバー上に保存されているデータそのものも暗号化されています。これを「データベース暗号化」または「保存時の暗号化」と呼びます。
なぜ保存データの暗号化が必要なのか
仮に万が一、ハッカーがサーバーに侵入してデータベースファイルを盗み出したとしても、暗号化されていれば内容を読むことができません。これは「多層防御」の考え方に基づく重要な対策です。
- AES-256暗号化: 最も強力な暗号化方式、米国政府の機密情報にも使用
- 機密フィールドの個別暗号化: 銀行口座番号、マイナンバーなど特に重要なデータはさらに強力に保護
- 暗号鍵の分離管理: 暗号化に使う「鍵」はデータとは別の安全な場所に保管
バックアップデータの保護
バックアップデータも暗号化された状態で保存され、地理的に離れた複数の拠点に分散配置されます。これにより、大規模災害時でもデータ消失を防ぎます。
主要会計ソフトのバックアップ体制
| ソフト名 | バックアップ頻度 | 保存場所 | 復元可能期間 |
|---|---|---|---|
| freee会計 | リアルタイム | AWS複数リージョン | 無制限(全履歴) |
| マネーフォワード | 日次 | 国内複数データセンター | 過去30日分 |
| 弥生会計オンライン | 自動(定期) | 国内複数拠点 | 複数世代保持 |
いずれのソフトも、ユーザーが手動でバックアップ操作をする必要はなく、システムが自動的に保護してくれます。
暗号化以外のデータ保護技術
最新のクラウド会計ソフトでは、暗号化に加えて以下のような先進的なデータ保護技術も導入されています。
- データマスキング: 開発・テスト環境では実データではなくダミーデータを使用
- アクセス制御リスト: 従業員でもアクセスできる情報を厳格に制限
- 監査ログ: データへのすべてのアクセスを記録し、不正操作を検知
- ファイアウォール: 不正な通信を遮断する防火壁を多層配置
- 侵入検知システム(IDS): 異常な通信パターンを自動検知し警告
▲ 暗号化技術の基礎知識を初心者向けに分かりやすく解説
二段階認証とアクセス制御の重要性
どんなに強力な暗号化技術があっても、ログイン情報(IDとパスワード)が他人に知られてしまえば、正規の利用者として不正アクセスされてしまいます。これを防ぐのが「二段階認証」です。
二段階認証とは何か
二段階認証(2FA: Two-Factor Authentication)は、パスワードに加えて「もう一つの確認手段」を求めることで、本人確認の精度を飛躍的に高める技術です。
認証の3要素
セキュリティの世界では、本人確認に使える情報を3つのカテゴリに分類します。
- 知識要素(Something You Know): パスワード、PIN、秘密の質問など「本人だけが知っている情報」
- 所持要素(Something You Have): スマートフォン、ICカード、セキュリティトークンなど「本人だけが持っているもの」
- 生体要素(Something You Are): 指紋、顔、虹彩など「本人の身体的特徴」
二段階認証では、この3要素のうち「異なる2つ」を組み合わせることで、パスワードだけに頼るよりもはるかに安全になります。
会計ソフトで利用できる二段階認証の種類
主要なクラウド会計ソフトでは、以下のような二段階認証方式が提供されています。
1. SMS認証(ショートメッセージ)
- 仕組み: ログイン時に登録した携帯電話番号にワンタイムパスワード(数字6桁など)が送信される
- メリット: 特別なアプリ不要、スマートフォン初心者でも使いやすい
- デメリット: 携帯電話の電波が届かない場所では受信できない、SIMスワップ攻撃のリスクがある
- 対応ソフト: freee、マネーフォワード、弥生会計オンラインすべてで利用可
2. 認証アプリ(TOTP: Time-based One-Time Password)
- 仕組み: Google Authenticator、Microsoft Authenticatorなどのアプリが30秒ごとに変わるワンタイムパスワードを生成
- メリット: オフラインでも利用可能、SMS攻撃に強い、複数サービスを一元管理
- デメリット: アプリのインストールと初期設定が必要、スマホ紛失時のバックアップが重要
- 対応ソフト: freee、マネーフォワードで利用可(弥生は今後対応予定)
3. メール認証
- 仕組み: 登録メールアドレスに確認コードが送信される
- メリット: スマートフォンがなくてもパソコンだけで完結
- デメリット: メールアカウントが乗っ取られると突破される
- 対応ソフト: マネーフォワード、弥生会計オンラインで利用可
4. 生体認証(指紋・顔認証)
- 仕組み: スマートフォンの指紋センサーや顔認証機能を利用
- メリット: 最も快適、パスワード不要の未来型認証
- デメリット: 対応デバイスが必要、スマホアプリでのみ利用可
- 対応ソフト: マネーフォワードが積極対応、freeeも部分対応
二段階認証の設定手順(freeeの例)
実際に二段階認証を設定する手順を、freee会計を例に解説します。他のソフトでも基本的な流れは同じです。
設定完了後は、次回ログイン時からパスワード入力後に二段階認証コードの入力が求められるようになります。
その他のアクセス制御機能
二段階認証以外にも、クラウド会計ソフトには様々なアクセス制御機能があります。
IPアドレス制限
特定のIPアドレス(インターネット上の住所のようなもの)からのみログインを許可する機能です。例えば、自宅と事務所のIPアドレスのみを登録しておけば、他の場所からのアクセスは自動的にブロックされます。
- freee: プレミアムプラン以上で利用可能
- マネーフォワード: ビジネスプランで利用可能
- 弥生会計オンライン: 上位プランで対応
ログイン履歴の確認
すべてのログイン試行(成功・失敗)が記録され、いつ・どこから・どのデバイスでアクセスがあったかを確認できます。身に覚えのないログインを発見したら、すぐにパスワード変更と運営会社への連絡が必要です。
デバイス管理
ログインに使用したデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット)を記憶し、新しい未知のデバイスからのログイン時には追加の認証を求める機能です。マネーフォワードが特に充実しています。
自動ログアウト
一定時間(通常15〜30分)操作がない場合、自動的にログアウトする機能です。パソコンから離れた際に他人が画面を見るリスクを低減します。
